受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 早稲田大学高等学院中学部

受験も野球も全力で

M.Nさん

 僕は、地域の野球チームに所属し、5年生までは、テストの日を除き土日も野球に打ち込んでいました。6年生になっても、夏休みまでは可能な限り野球に参加し、学校の試験や行事も頑張りたかったので、自分で決めたことではありますが、受験勉強との両立に苦労しました。家庭学習は、先生からの課題と、漢字の要・理科と社会のコアプラス等は次回のテスト範囲の予習はやるようにしていました。
 僕が大事だと思うことは、理解できなかったことをそのままにせず、解答をよく読んだり、家族や先生に聞いたりして、その週のうちに解決することです。この積み重ねで、最後のサピックスオープンでは、ほとんどの学校で合格可能性80%以上との判定をもらうことができました。
 志望校は、大学附属校にしました。今後6年間、大好きな野球や海外留学等の様々なことに集中してチャレンジできると考えたからです。
 目標とした早大学院中は難しい問題をじっくりと、慶應中等部は問題を素早く正確に解く必要がありましたが、平常授業やSS特訓等の復習だけで対応できたと思います。
 6年の冬期講習や正月特訓以降は、学校行事もなく落ち着いて勉強でき、僕の場合はこの期間でかなり力がついた実感がありました。この時期に重要なのは、やることをしぼり、無理のない計画をたて、それを着実に実行することだと思います。これは知識の定着やケアレスミスの減少に大きな効果がありました。
 2月3日の試験終了後に、早大学院中の空色と桜の花のきれいな合格画面を見て、とても嬉しかったし安心しました。その後、慶應中等部の一次試験も合格をいただきましたが、第一志望校に合格できたため二次試験は受けませんでした。
 このような結果が得られたのは、SAPIXの先生方の教えや励ましと、共に切磋琢磨したSAPIXの仲間、勉強を教えてくれた家族・祖父母のおかげです。本当にありがとうございました。

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