受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 慶應義塾湘南藤沢中等部

合格への道 七転び八起き

N.Nさん

 1月8日、海城中学の帰国生入試に不合格となったのを見てすごく失望した。長い間頑張って対策した学校に落ち、努力は報われなかったと感じた。だけど、塾の先生との会話で最後まで走りきろうという気持ちになり、SFCに向けてこれまで以上の努力をした。この不合格が僕の原動力となった。
 2月2日、SFCの一次試験。最初は緊張したが、教室で友達の顔を見て少し緊張がほぐれた。しかし、最後の科目である算数が終わった瞬間は頭が真っ白になった。過去問ではいつも時間は足りていたのに、今年は(6)が例年より問題数が多く時間が足りなかった。だから、その日は暗い気持ちで家に帰った。2月3日、1時からの一次試験合格発表まで、翌日に向けて面接練習をした。正直言ってこの時は、落ちたと思っていたためモチベーションが上がらなかった。しかし、僕は一次試験を通過していた。そしてその勢いで二次試験も合格した。
 ここで僕が伝えたいことは、いくら辛いことがあっても諦めないことだ。僕が何度授業点でクラスが下がったり、テストの点が低くてクラスが下がったりして泣いたことだろうか。5年生の9月に至っては偏差値30台だった。でも、6年の終わりには50台中ごろまで上げた。だから、皆さんにも僕と同じように諦めないで戦い続けてほしい。最後に僕の行った勉強方法を伝える。


①定期的に休み時間をとり、趣味や運動などをする。実際に僕は最後まで塾のない日は空手に通った。

②スケジュール立てを自分でし、時間を厳守する。6年生の場合は日曜日か月曜日(SSがあるから)に一週間のスケジュールを立てて、1日ずつのスケジュールを前日の夜に確認する。

③SFC志望者で家から学校が遠い人は5時半起きの練習を半月前から行う、英語が話せる人は英語面接の練習をしておく、国語の自由記述は条件が複雑な場合があるため問題文をよく読んで書く練習をしておく。


 皆さんも頑張ってください。

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