受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 筑波大学附属中学校

遅咲きのサクラ

M.Tさん

 2月6日、学校から帰ってきてすぐに母の携帯に電話がかかってきた。お母さんが手でグッドサインを作る。私は筑附に繰り上げ合格した。電話が切れた瞬間、
 「え、嘘でしょ!? やったー! 超嬉しい!」
 私は叫んでいた。
 そして、受験が終わった実感のない私が、前から書きたかった受験体験記を書いている。
 私は新4年生の2月にサピックスに入った。4年生から理科は好きで得意だった。国語は文章を読むのが遅く、算数は解法が思いつかないために、最後まで終わらず、社会は苦手だった。しかし、算数と社会は5年生や6年生を通して似たようなことを繰り返すことで入試直前まで伸びた。また、国語は解法メソッドを頭に叩き込み、周りに負けないという気持ちを持って解くようにしたら読むのも解くのも速くなった。
 実はスピードが遅い私にとって筑附はチャレンジ校だった。そんな私がなぜ筑附に合格したのか。それは私がどの試験も緊張ほぼゼロでリラックスして試験に臨めたのと、最後まで合格することを諦めなかったため、合格したのだと思う。特にスピードが遅いのにスピードを求められる入試を受ける人に参考になるかもしれないアドバイスをしたい。
国理社…時間配分に気をつけて。

算数…解法が思いつかないならとばそう!(私は一つの問題に時間をかけ過ぎてしまっていた。)

全部…とにかく時間が足りなくても、雑に解いて間違うよりかは正確に解いて確実に点数を取った方が良い。(実は当日も算数と社会は最後の問題の途中で終わってしまった。)

サピの勉強…基礎トレとコアプラスはサボるな。(痛い目にあうヨ。)授業に全集中。

 最後に、集中力がないことが多い私を支えてくれていた家族と先生、いつも土特とSSで笑い合った友達のみんな、本当に感謝しています! 後輩の皆さん、勉強に飽きたら体を動かすか、受験体験記を読んでください。筑附で待ってます! 祈★合格!

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