最終的に、第一志望校は鷗友に決定した。見学に行った時にカエルの解剖をしているのを見て、私もやりたい！と思ったからだ。それからは鷗友に合格する事に専念した。
　鷗友は問題が特徴的なので、過去問に重点を置いたが、６年生の授業と並行しているとだんだん大変になり、あまり進まなかった（土特は行かずに過去問をやるつもりだったが、結局は怠けてしまった）。鷗友は４教科なので、理科と社会が苦手な私にはキツかった（社会は偏差値30を叩き出していた）。苦手科目の影響で、秋のＳＯでは合格可能性が最高で30％しか出せなかった。でも、まあ大丈夫だろうと思いながら、ついに１月まで来た。
　あと一ヶ月だというのに、年始に高尾山に行きゲン担ぎをしていた（個人的には悪くなかったと思っている）。その上、２月１日の３日前くらいまでゲームをしたりしていた。それなのになぜか、最後の最後で理科の調子が良くなり、合格者の平均点を取れるようになった。そして、最後くらいは流石に頑張ろうと思い、後の２日はコアプラスを見まくっていた。31日に先生からの激励電話で、やる気がぶち上がった。
　入試当日は、受かってやるという思いで会場に向かった。算数の問題形式が去年と大分変わり驚いたが、とりあえず前半はしっかり解いた。後半も解いたが、諦めも大事だ。私は、もう理科と社会は運だと思って解いた。午後の恵泉は余裕を持って受けられた。
　鷗友は翌日２日の正午に発表で、２日の午前に受けた吉祥女子は、鷗友の合否が気になり続けていた。吉女の帰りに両親と鷗友の結果を見た時、「番号あった！ あったよ！」と大騒ぎした。理社が苦手なのに受かったことに驚きつつ、嬉しい気持ちが爆発してすぐ先生に電話した。吉女は残念だったけど、それもかき消すくらい嬉しかった。
　ここまで支えてくれた先生方や家族に感謝している。鷗友志望の諸君、鷗友で待っているぞ！ がんばれ！
　祈・合格！