２月３日。合否により激しく気持ちが変化することを防ぐため、この日の試験が終わるまでは１日、２日の結果を言わないでもらっていたが、もう分かってしまう。結果は…全落ち!? 絶望的だった。合格可能性80％をキープしていた学校も落ちた。涙が止まらない。私はもう私立になんて行けないんだ…。不安で落ちつきが取り戻せない。
　２月４日。予定を変更し田園調布を受験。（１日、２日がボロボロだったこともあり）２月３日に電話で励ましてもらったからか、落ちついて試験に臨むことができた。午後８時、結果を見る。「合格です。おめでとうございます。」ひと安心した。明日も頑張ろう。
　最終日は大妻を受験。だが途中でお腹を壊し、慌てる。そういう事態に陥ることもあるかもしれないので、水なしで飲める薬を持参すると良いと思う。そんなハプニングもあったが、無事（？）合格。雨のち虹となった。
　さて、なぜ大妻や田園調布などに受かったのか。それは、基礎をおろそかにしなかったことにあると思う。どの学校を受けるにしても、まず基礎固めが大事だ。私は夏休みにそのことを一番頑張った。ノートにテキストの問題のコピーを貼り、そこに問題を解いた。また、いつも計算が満点にできていなかったのでそれもノートに書いて練習した。そうしたら実際偏差値が全体で10近く上がった。（本当の話）基本問題を確実に取れるような訓練をすると良いと思う。夏休みまでに基礎をしっかりと固めることによって、後期のＳＳ特訓や模試でも役立ってくる。後期からはＳＳ特訓の家庭学習、過去問演習なども入ってくるが、それでも基礎固め（基礎トレ、コアプラス等）をすることを忘れないでほしい。
　最後になりましたが、多くの先生や友達、そして家族…、他にも多くの方が私の受験生活を支えてくださいました。本当にありがとうございました。皆さんも満開の桜を咲かせてください。祈・合格。