受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

PRコーナー
さっぴー

男の子 「管理施設棟の一角には、豊洲市場の魅力を伝えるPRコーナーがあるね。ここは朝8時30分にオープンするから、見学の最後に寄るとちょうどいいかも」
女の子 「場内パンフレットや飲食店のマップなどは、ここでもらえるのね。わあ、かわいいゆるキャラがいるよ。この子は『イッチーノ』といって、豊洲市場も属する東京都中央卸売市場のマスコットなんだって」
男の子 「その東京都中央卸売市場の紹介もしているね。豊洲市場のデータはもちろん、都内のほかの市場のデータもあるぞ」
女の子 「これは市場の年表ね。水産卸売棟と青果棟にも歴史のパネルはあったけど、ここであらためて歩みをチェックできるのね」

身近な市場

 東京都が設置した中央卸売市場は、都内に11か所あるんだ。たとえば、大田区東海の大田市場は、青果の取り扱い量が国内最大なことで有名だよ。みんなの住む街にも市場はあるかな?

市場の歴史

 豊洲市場の源流は、江戸時代初期の日本橋の魚河岸だよ。ここが関東大震災で焼けたため、1935年に正式に築地へと移転。やがて築地も手狭となり、2018年に豊洲市場が開場したんだ。

フォトスポット

 イッチーノは市場で生まれた妖精だよ。奥さんのヤサチーノ、息子のコチーノと共に、いつも日本の市場の未来について考えているんだ。ぜひ一緒に写真を撮ってね。

食の豆知識

 PRコーナーではさまざまな企画展を実施中。その一つ「魚には骨がある!」では、上手な焼き魚の食べ方を紹介しているよ。これを見れば、きれいに身をほぐせるようになるはず。

屋上緑化広場
さっぴー

屋上緑化広場 写真

屋上緑化広場 写真 女の子 「へえ、水産仲卸売場棟の屋上は、芝生が広がる憩いのスペースなんだ。そこに行くにはまず専用エレベーターを使って、5階の屋上プロムナードに出るのね」
男の子 「プロムナードを進んだ先の階段を上がると、屋上緑化広場に到着。おおっ、海が近い! いい眺めだな」
女の子 「豊洲は臨海エリアだから、視界をさえぎるものがないのね。東京タワーからレインボーブリッジまで見渡せるよ」
男の子 「豊洲市場の周囲には『豊洲ぐるり公園』も整備されているんだって。緑が多いのは気持ちいいよね」
女の子 「のんびり散歩するだけでも楽しいなあ」
22年12月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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