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進学校 ▶ 中央大学附属横浜中学校
娘と歩んだ受験
N.Kさん ●お子さんの名前 Yさん
受験生活を振り返ってみると、苦しいこともありましたが、娘と一緒に目標に向かってがんばったことは、今となっては良い思い出です。
サピックスの入室は3年生の夏からでした。そのときは中位以上のクラスをキープし、娘も毎回楽しそうに通っていました。成績がわりと良かったので、このままがんばってくれれば、行きたい学校にも合格できると思っていました。
そんななか、3年生の終わりごろから新型コロナの流行が拡大して小学校が休校になり、サピックスの授業がオンラインになったころから、リズムが崩れ始めました。それまではきちんとやっていた復習にもなかなか取り組まなかったり、サピックスのオンライン授業も集中して視聴していなかったりしたのです。私も家にいることが多くなり、娘が真面目に取り組んでいないことが目に余り、小言を並べることが多くなってしまいました。
それでも、サピックスが対面授業に戻ると、娘も「やっぱり、サピックスは楽しい」と言って、これまでのように復習するようになり、安心しました。
受験中、最も苦労したのが受験校選びです。本来なら4・5年生のうちにたくさんの学校を見学して、早いうちに志望校を決められたと思うのですが、コロナ禍の影響で学校見学はすべてオンラインになったため、学校の雰囲気や生徒の様子をつかめず、特に娘は受験はしたいのだけれど、行きたい学校が決められない様子でした。そして徐々に学校で説明会が行われるようになっても、人数制限で予約がなかなか取れず、実際に行けるようになったのは6年生になってからでした。そのためか、6年生になってもなかなか勉強に身が入らず、成績は下がる一方で、どうしたらやる気になってくれるのか、毎日悩んでいました。
いよいよ受験学年になった6年生。私がいちばん気をつけたのは、娘が勉強に前向きに取り組めるようにすることでした。娘はもともと気分にムラがあることに加えて反抗期が重なり、私のちょっとしたことばですぐに機嫌を損ねたり、やる気をなくしたりするので、そのたびに私は後悔していました。そこで、何か言いたいことや気になることがあると、すぐに先生に相談するようにしていました。
娘のいちばん好きな授業はSS特訓で、何よりも優先していました。復習嫌いの娘もSS特訓の復習だけは必ずやっていて、夏以降は過去問などやることが盛りだくさんになっても真剣に取り組んでいました。また、息抜きも必要と思い、大好きなゲームや友だちと遊びに行くことも受験直前までさせていました。そして、受験当日まであまり緊張することなく過ごし、試験にもリラックスして臨み、見事合格を手にしました。
勉強が苦手で集中することが難しい娘が合格できたのは、ひとえにサピックスの先生方のおかげだと思っています。担当の先生には何度も相談させていただき、出来の悪い娘でも温かくご指導くださり、本当に感謝しています。
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