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最新中学入試情報
進学校 ▶ 洛南高等学校附属中学校
喜怒哀楽が凝縮した3年間
T.Oさん ●お子さんの名前 Kくん
新4年生となる2月。「よりレベルの高い勉強にチャレンジしてほしい」との期待と、「最後まで完走できるのか」との不安が入り交じった気持ちで、サピックスへの通塾をスタートさせました。
まずは4年生の段階で、多くの学校の文化祭や体験授業に参加し、息子の志望校を決定しました。5・6年生ではコロナ禍の影響や、土日の通塾もあり、学校訪問はほとんどできなかったので、4年生のうちに志望校を絞れたことは、その後の勉強のモチベーションにつながり、よかったと思います。
目標とした学校の難度が高いにもかかわらず、なかなか家庭学習のペースをつかむことができない息子に、叱責することもあり、激しいバトルとなることも多々ありました。そのなかで息子自身にスイッチが入り、がむしゃらに机に向かう日々が来ることを待ち望んでいました。先生方やサピックスの仲間のおかげで、6年生になるころには本人に受験生という自覚が芽生え、目標とする学校に近づいては遠ざかり、という繰り返しで少しずつ希望が見え、最後まであきらめない気持ちを保つことができたと思います。
息子を見ていてうれしかったのは、楽しくサピックスに通っていたことです。あの長時間の授業を最終日まで楽しみながら受けることができたのは、サピックスのカリキュラム、先生方の指導力の高さ、そして一緒にがんばってきた仲間の励ましのおかげと思い、感謝しております。
校舎の中では二つのコースを行ったり来たりし、成績も振れ幅が大きかったにもかかわらず、志望校にブレはなかったので、その学校を軸にした併願校も早々に決まりました。
紆余曲折を経て、無事に迎えることができた関西受験の初日1月14日。この時点で私自身が当初、息子に期待したこと、不安に感じていたことには、本人が努力してしっかりと応えてくれました。
ただ、受験には合否が出ます。4年生で目標とした志望校の壁は厚く、何かが足りませんでした。しかし、涙を流したその日に気持ちを切り替え、翌日の試験に向けて過去問に取り組んだ息子の背中を見て、大きな成長とたくましさを感じました。
基礎と演習を積み重ねた、3年間の成果と思いをぶつけた試験。それはみんなも同じ。本番もみんな、初めて。緊張やプレッシャーも感じたはず。期待も背負って臨んでもいたはずです。今思えば、親のエゴを押しつけていたことがあったかもしれません。息子が「全力で試験に挑み、やり切った!」と笑顔で言ってくれたことが、何よりもうれしかったです。
「早く通いたい」と思える学校から合格を頂けたことを、家族みんなで喜んでいます。喜怒哀楽が凝縮した思い出深い家族の受験でした。
いろいろな縁で出合ったサピックス。先生、スタッフ、警備員の皆さま、そして切磋琢磨した仲間とその保護者さま、いつも温かく見守っていただき、ありがとうございました。
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