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進学校 ▶ 女子学院中学校
最後に舞い降りた算数の神
S.Oさん ●お子さんの名前 Yさん
土曜志望校別特訓がスタートする直前の保護者会で先生が、「テストで0点を取って悔しくて泣く子もいます」とお話しされていました。そのときの私は、「先生の話は大げさだなぁ」と他人事でした。しかし、いざ土曜志望校別特訓が始まった日、娘はまさかの0点で帰宅。しかも大して悔しがっている様子もなく、私が青ざめました。女子学院中をめざして中学受験をスタートしたものの、あこがれと現実の実力の差をいちばん感じた瞬間でした。
志望校を変えようかと悩みましたが、夏ごろから受験生としての自覚が芽生え、目も当てられないような点数を取ることはなくなりました。それでもまだ成績はパッとせず、女子学院中の偏差値には届きませんでした。親としても「何か成績を伸ばす手助けはできないか」とモヤモヤしていました。私はふだんの家庭学習にはあまり干渉していなかったため、いざ「弱点をなくすために復習させたい」と思っても、大量のテキストやプリントから何を解き直せば、限られた時間のなかで成績が伸びるのかわかりませんでした。そこで、担当の先生に相談すると、解き直す必要のあるものなどをアドバイスしてくださり、一度間違えた問題が解けるようになりました。娘に復習の優先度が低いプリントを「やったほうがいいかもしれない」と渡すところでしたので、先生に相談し、遠回りせず合格までの道のりに導いてあげることが大切だと感じました。
受験直前の12月ごろ、娘の成績は急に伸びてきました。神社に行って合格祈願をしたのがきっかけで、算数の神が舞い降りてきたのです。おそらく、神頼みをして気持ちが楽になったのでしょう。SS特訓のクラスで1位が取れて、うれしそうに塾から帰ってくる日が増えました。すると、正月明けには「算数の問題が解きたくて仕方ない! 何か復習するプリントをちょうだい」と言うほどになりました。入試直前まで、志望校対策プリントで間違えた問題を何度もやり直しました。
娘の場合、サピックスオープンなどの模試の成績は振るわず、最後の最後まで合格に届く力がついているのかわからない状態でした。それでも、先生方がおっしゃっていたように「最後まで伸びる」というのは本当です。直前まで粘り強く勉強したおかげで、合格できました。「子どもが不合格を目にするのはかわいそうだから」と、親は安全な志望校に変えたくなりますが、直前まで信じて見守れば、子どもは一度めざしたところまで走り抜くことができると思いました。
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