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最新中学入試情報
進学校 ▶ 桜蔭中学校
3年間を振り返って
F.Hさん ●お子さんの名前 Mさん
長いようで短かった3年間。娘の中学受験は、すべての受験校から合格を頂き、無事に終了することができました。
幼少期は、音楽、美術、スイミングに取り組んできました。学習系の習い事は、作文添削の通信教育を3年生の1年間受講したのみで、入室するまでは比較的、好きなことをしてのんびり過ごしてきたと思います。
3年生の12月に受けたサピックスの入室テストで、幸いにも上位クラスで入室することができ、新4年生から本格的に通塾が始まりました。テキストの管理や進捗管理は夫婦で分担して、家庭学習のペースを構築しました。
5年生になると、家庭学習のボリュームも増え、親子共に負担が大きくなってきました。桜蔭中をめざすのであれば、テキストを網羅しなければならないと思っていました。しかし、保護者会の動画から、むしろ適切に絞り込みをすべきということがわかり、家庭学習に反映させていきました。
6年生では、体力を要求されます。スイミングで培った体力と精神力がとても役に立ちました。学校でも最高学年として多忙となるなか、平日はもちろん、土日も志望校対策で忙殺されます。時間の管理を親子で共有しておかないと、あっという間に夏、そして本番がやってきます。習い事もペースを落として継続すべきか悩みましたが、すべてお休みにしました。親子で受験への覚悟や意識も出てきました。
秋から、学校別サピックスオープン、合格力判定サピックスオープンと、模試の嵐となります。模試の判定に一喜一憂してしまいますが、わが子を信じてください! 娘は、最後の学校別サピックスオープンにて合格可能性30%でした。絶望のあまり志望校を変えることも頭をよぎりましたが、桜蔭を第一志望として最後まで走り抜きました。
年明けは、家庭学習にて、ひたすら過去問、平常授業のテキストの直し、社会の仕上げなど、今までの穴を埋める作業に取り組みました。
1月校の受験も終え、本番まで2週間を切り、それでもなかなかスイッチの入らないのんびり屋の娘に、私の狂気も頂点に達し、娘に「全落ちしろーー!!」などと暴言を吐いた日もありました。
短気でせっかちで暴君の私に、娘は終始、冷静にメンタルを保って3年間の中学受験を走り抜いてくれました(単に私が相手にされていなかったという節もあります)。
最後に、中学受験を振り返り、家族全員で娘の受験を支えられたことを、とても誇りに思います。
幼い妹も、一生懸命に応援し、我慢もしてくれました。夫も勉強を教えたり、通塾の日は迎えに行ったりしてくれました。娘が将来、中学受験を振り返ったときに、家族みんなでがんばった思い出が、困難を乗り越える原動力になればよいと思います。
2023年度中学入試 受験体験記 |
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