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最新中学入試情報
進学校 ▶ 浦和明の星女子中学校
母とミスの女王
M.Sさん ●お子さんの名前 Tさん
この体験記を手にしているお父さま、お母さまのほとんどが同じ悩みを抱いていることでしょう。
「どうしたらミスがなくなるのか」
「いつになったら問題文をきちんと読むようになるのだろうか」
「漢字のトメ・ハネが正しく書ける日なんて永久に来ない気がする」
結論から申し上げます。
「最後まで直りません!」
しかし、親はここでめげてはいけません。時にはほめそやし、時にはカミナリを落とし、アメとムチ、北風と太陽、仏の顔と鬼の顔を使い分けながら、3年間ひたすらに言い続ければ、10個のミスが2個ぐらいにはなります。
〈例〉「すごい! 私は天才だ!」と子どもが調子に乗った場合。
●解答1…「本当だ! 天才だ! だから式もちゃんと書こう。そうするともっと天才になれるよ!」
●解答2…「バカモン! 天才だったら式も書いているはず! まだまだだ!」
という具合です。言っても言っても聞かない子どもと、それでも言い続ける親の根比べ、耐久レースです。完走をめざしてがんばりましょう。
次に、女子にとっての関門。それは「浦和明の星中の合格」です。この学校に合格できると、安心して2月を迎えられる一方、安心し過ぎてしまうという恐れがあります。ここでいかに気をゆるめず、最後まで集中できるか、いや、「させる」かが親の腕の見せどころです。
わが家では、「受験後にクリスマス、お誕生日のお祝いをするよ! だからあと少し、がんばろう!」「終わったら旅行だよ! 北海道で大好きなイクラをたらふく食べよう!」と、アメをばらまきました。もちろんムチも忘れません。たるんでいる様子が見られると、「しっかりしなさい! ここまで来たのだから、後悔しないように走り切ろう」と。
そして迎えた2月1日。桜蔭中の試験は、とにかく「面倒くささ」との勝負です。調べ上げさせる算数、複雑な計算が続く算数、書いても書いても終わらない国語…。大事なのは問題から逃げないメンタル、へこたれない精神力です。それが身についたのは、サピックスからの大量のプレゼント=テキスト・プリントのおかげです。リビングがテキストに占拠されようと、娘の自信につながったのだと思えば文句もありません。無事、桜蔭中の合格も果たすことができました。ありがとうございました。
34期生の皆さま、お疲れさまでした!
35期生の皆さま、残り100日からは一瞬で過ぎていきます。悔いのない受験生活を!
2023年度中学入試 受験体験記 |
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