麻布中をめざす皆さんにやったほうがよいこと、やらないほうがよいことなどを、月並みかもしれませんが伝えたいと思います。
①サピックスでの学習のこと
　まず、授業は本当に真剣に聞いたほうがよいです。家で課題に取り組んでカバーすればよいなどと考えていると、だんだんと遅れてしまうようになります。６年生の後期は土曜日や日曜日に麻布独特の問題の解き方などを学ぶはずなので、それを本番に役立ててほしいです。
　また「コアプラス」などの知識系のものは、やっておいたほうがよいです。難しい問題を解くための土台として簡単な知識が必要であることが多く、知識を多く覚えていることでさまざまな問題の土台を作ることができ、それが得点へと結びつきやすいからです。麻布中は記述することが多い学校ですが、せっかく記述で良い点数を取れたのに知識問題で差を縮められることがないようにするためにも、知識を覚えていたほうがよいです。
②本番前・本番のこと
　本番前（１月の授業の終了後）は、前述のような知識系を行ったほうがよいと思います。人間は数日の間は大半のことを覚えることができるので、入試でできる限り知識を動員させることができ、それが得点につながっていくこととなるからです。
　そして、本番で緊張してしまうときは、深呼吸をする、手に「人」と書いて飲むなどの緊張を和らげる方法を試して、実力を発揮できるようにしてほしいです。
　そして、麻布中は２月１日受験→２月３日合格発表と、間が空くので、その間、合否を気にすることなく別の入試を受けるようにしてほしいです。
　ここまで合格のためのアドバイスを書いてきたのですが、これを読んだ皆さんの役に立つことができたら、うれしいです。
　皆さんの合格を祈っています。
　祈・合格。