ぼくは２年生の秋にサピックスに入りました。それから５年生の初めまでは成績がとても良く、メダルをもらったこともありました。しかし、５年生の途中になって急に成績が落ちました。クラスも最上位から２クラス落ち、国語・理科・社会は偏差値が40台まで落ちたときもありました。そんなぼくでも麻布中に受かったのは、次の①～⑧のことをしたからです。

①「コアプラス」をしっかりやる（ぼくは成績低迷期に30点や40点と、クラス最下位の常習犯でした）。

②とにかく直しをしっかりやる（ぼくは直しが嫌いで、成績が落ちるまで、直しをそこまで真面目にやっていませんでした）。

③直前期でなければ、勉強を終わらせたら漫画、テレビ、ゲームなどの「ご褒美」をもらうなどして、モチベーションをアップする。

④記述は、麻布なら必ず文章中にヒントがあるので、文章を何度も読み返す。

⑤算数は公式を頭に入れるだけでなく、その公式の意味も考える。

⑥「基礎力トレーニング」を毎日やる。病気などでできなかった日は病気が治った後、朝と夜に１回ずつやるなど工夫して、必ず取り組む。余力があれば直前期に、以前に間違えた問題を解くのもよい。

⑦漢字はデイリーチェックなどで間違えたところをまとめ、毎日10～20問解く。

⑧ニュースを見る。麻布の社会は、現在の社会の問題から、どのような影響が出るのかや解決策を考えさせるものが多いため、ニュースに出ている社会の問題の影響や解決策などについて家族と話したりして、思考力を上げる。

　来年、再来年に麻布を受ける皆さんも、よければこのやり方を使ってみてください！