２月１日、海城中学校の試験日。緊張しましたが、「不安」な気持ちを一つも抱くことなく、試験を終えられました。
　新４年生の２月、ぼくのサピックス生活は真ん中のコースで始まりました。４年生の７月の組分けテストで最上位コースに上がり、成績に少し波がありながらも、そのまま上位コースを維持していくことができました。
　しかし、６年生の夏期講習前のテストで、得意だった算数で一度大きく成績を落としたことがありました。ぼくは以前から国語がとても苦手だったので、算数の成績まで安定しなくなったことに焦り、夏期講習以降は算数を何度も繰り返し、集中的に見直しました。
　そのころ、苦手な国語はテストや過去問で時間内に解き終わらないことが多くなり、成績も下がってしまったので、授業後に質問教室に行くようになりました。質問教室では先生が優しく、ていねいに教えてくださったので、演習ではあまり記号選択を外さなくなっていき、それまで苦手だった国語に自信が持てるようになりました。ぼくが入試本番で「不安」にならなかったのも、先生の温かい励ましのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。
　最後に、ぼくが大切だと思ったことを書きます。

●算数…簡単な問題を確実に正解するために、基礎力（計算力など）を上げる。

●理科・社会…知識はきちんと覚えておく。「コアプラス」が便利。

　そして何よりも、サピックスで配られた教材を日々しっかりとやっていくことがいちばん大切。また、わからないことや苦手な科目がある人は、質問教室に行くことをお勧めします（ぼくも最初に行ったときは緊張しましたが、行って本当によかったです）。