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進学校 ▶ 開成中学校
あきらめるな 最後まで
S.Hくん
ぼくがサピックスに通い始めたのは新4年生の2月でした。スタートは下位クラス。下から2番目のクラスという位置から、ぼくの中学受験が始まりました。苦手な国語は偏差値が30から50くらいで、50以上で「すごい」というような感じでした。逆に、算数は偏差値が55から65くらいで、50台前半だと「失敗」というような感じでした。理科と社会のテストが始まると、クラスは順調に上がっていきました。
時は流れ、6年生の2回目の開成中の学校別サピックスオープンで、驚きの結果を出しました。国語の偏差値が63.1と、4教科で最も高かったのです。これが自信へと変わり、しっかりと記述が書けるようになりました。そして、6年生の1月も順調にいきました。
一方で、不安もありました。それは、1月10日に受けた栄東中に合格したものの、思っていたような良い成績ではなかったからです。
そんな不安もあった1月の勉強は次のようなものでした。
●算数
①「基礎力トレーニング」→しっかりと。
②SS特訓のテキスト→何回も。
③「中学への算数」→算数が得意な人用。
●国語
①SS特訓のテキスト→復習。
②過去問の文章→普通の本よりも。
●理科・社会
①SS特訓のテキスト→復習。
②「コアプラス」→一つひとつ確実に。「コアプラス」は基礎をしっかり定着させてくれる最強のアイテム。
ぼくは、このようにして1月を過ごした。それでも暇だという人は、NHKテレビの「ブラタモリ」という番組を見ておくといいです。「ブラタモリ」はテレビ番組で唯一、ぼくが勉強に役立つと思えるものです。
ぼくは今でも、自分が開成中に受かったことを信じ切れていません。
サピックスの先生方、本当にありがとうございました。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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