受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

あきらめるな 最後まで

S.Hくん

 ぼくがサピックスに通い始めたのは新4年生の2月でした。スタートは下位クラス。下から2番目のクラスという位置から、ぼくの中学受験が始まりました。苦手な国語は偏差値が30から50くらいで、50以上で「すごい」というような感じでした。逆に、算数は偏差値が55から65くらいで、50台前半だと「失敗」というような感じでした。理科と社会のテストが始まると、クラスは順調に上がっていきました。
 時は流れ、6年生の2回目の開成中の学校別サピックスオープンで、驚きの結果を出しました。国語の偏差値が63.1と、4教科で最も高かったのです。これが自信へと変わり、しっかりと記述が書けるようになりました。そして、6年生の1月も順調にいきました。
 一方で、不安もありました。それは、1月10日に受けた栄東中に合格したものの、思っていたような良い成績ではなかったからです。
 そんな不安もあった1月の勉強は次のようなものでした。
算数
①「基礎力トレーニング」→しっかりと。
②SS特訓のテキスト→何回も。
③「中学への算数」→算数が得意な人用。
国語
①SS特訓のテキスト→復習。
②過去問の文章→普通の本よりも。
理科・社会
①SS特訓のテキスト→復習。

②「コアプラス」→一つひとつ確実に。「コアプラス」は基礎をしっかり定着させてくれる最強のアイテム。

 ぼくは、このようにして1月を過ごした。それでも暇だという人は、NHKテレビの「ブラタモリ」という番組を見ておくといいです。「ブラタモリ」はテレビ番組で唯一、ぼくが勉強に役立つと思えるものです。
 ぼくは今でも、自分が開成中に受かったことを信じ切れていません。
 サピックスの先生方、本当にありがとうございました。

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