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進学校 ▶ 開成中学校
サピックスで過ごした6年間
K.Kくん
私は1年生のときにサピックスに入りました。1年生から3年生までは遊びのような感覚でサピックスに行っていましたが、4・5年生になると受験の意識が高まっていきました。6年生になると、本格的に受験について考えるようになりました。6年生で最初の山はGS特訓でした。GS特訓では丸一日、連続して授業が行われるので、後期のSS特訓に向けての準備だと思って取り組んだほうがよいと思います。
GS特訓が終わると夏期講習が始まります。夏期から「有名中学入試問題集」を解き始めるので、授業がない時間に過去問とテキストの復習をバランス良くやればいいと思います。授業では算数のデイリーチェックが、サピックスで過ごした6年間のなかでいちばん緊張しました。ここでメンタルが強くなったと思います。「有名中学入試問題集」は後期になるとやる時間がなくなるので、ここでできる限りやっておいたほうがいいと思います。
後期になるとSS特訓が始まり、クラス内での競争が激しくなります。SS特訓は時間が長く、ずっと続くので楽しんで取り組むのがいいと思います。12月、1月になると冬期講習や正月特訓が始まります。この冬期や正月は6年生のなかでいちばん集中して取り組むべきです。授業がテスト形式になるので、自分のクラス内での立ち位置がわかるし、これまで集めてきた知識をすべて使うことになるのでとても大事です。
1月になると、1月校の受験があります。たとえ1月校に不合格だったとしても、結果を振り返り、反省点を確認し、すべてを忘れて第一志望校などの対策を立てること。これはしたほうが絶対にいいので、必ずやってください。受験の本番は本当にあっという間ですが、前日にしっかり睡眠をとり、体調を整えて臨めば受かると思います。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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