ぼくの３年間の受験生活はジェットコースターのようでした。アップダウンを繰り返しながらも、だんだん上位コースで落ち着き始めた矢先、６年生の６月のマンスリーテストでブロック落ちし、そして天王山とも呼ばれる大事な夏期講習前の組分けテストで大きく下のコースへと転落。「このままでは合格できないぞ」という不安と焦りが募る状態で夏を迎えました。「授業でたくさん吸収して上のコースに戻ってみせるぞ」と努力を重ねましたが、なかなか戻ることができず、11月のマンスリーテストでやっと上から２番目のコースという結果を出せました。
　約半年、もがき続けて大変でしたが、ぼくには必要な試練だったと思います。いろいろなことを先生方から学びました。
　刺激的なＳＳ特訓では、同じコースの友だちと切磋琢磨し、一喜一憂しながらも、ただひたすらやるべきことをこつこつこなしていくうちに、授業点が取れるようになり、自信につながりました。そして、２月１日の本番は、もっと緊張するかと思いましたが、落ち着いて開成中の受験を迎えることができました。
　そこで、先生方のことばを引用し、アドバイスをしたいと思います。
一、なるようになる。
　やることをしっかりやって、それで自信を持つことができれば、あとは神様に任せるしかないと割り切ることができました！
一、解答用紙はラブレター。
　とにかく、字は読みやすく!!
一、継続は力なり。
　こつこつと積み重ねてきた努力は必ず良い道へとつながるはず!!
　最後までぼくを支えてくれた先生方には、感謝しかありません。そして、先生方の「大人の本気」はかっこ良かったです。帰りに声を掛けてくれた警備の方、見守ってくれた家族、ありがとうございました。皆さんも自分と先生を信じて、最後の１分１秒まで全力を尽くしてください!! 祈・合格。