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進学校 ▶ 開成中学校
プロフェッショナル ~受験の流儀~
K.Kくん
ぼくは新4年生のときにサピックスに入室したのですが、そのときは、中学受験はまだ遠い先のことだと思っていました。ぼくの小学校生活はサッカーが中心で、入室後もサピックスの授業のない日はすべてサッカーの練習に通っていました。それでも6年生になって土曜志望校別特訓やGS特訓、夏期講習など、やらなければならないものが増えていき、また、具体的に志望校を検討するようになって、受験を自分自身のこととしてとらえられたと思っています。ぼくのようにスポーツや好きなことを続けていても、「自分を制する者が受験を制する」ということを、ぜひ皆さんに伝えたいです。
まず、スポーツ(好きなこと)と受験との両立についてですが、ぼくは所属していたチームが秋の大会で勝ち進んだため、11月まで公式戦に出場していました。でも第一志望は開成中で、これは絶対に譲れませんでした。練習や試合に参加していた分、周りのみんなよりも勉強時間が少なかったので、少しの時間も無駄にすることはできませんでした。そこで朝の「基礎力トレーニング」と漢字は必須として、その日にやるべきことを紙に書き出して、練習や試合の前後の時間に必ず終わらせるようにしていました。勉強時間は短くても、やるべきことはこなしていたと思います。
また、4教科をバランス良くこなすことが大切ですが(ぼくは最後まで国語と社会に苦労しました)、得意科目があるとさらに良いと思います。ぼくは4年生のときから算数が大好きでした。サピックスの試験ではケアレスミスもたくさんしてしまいましたが、算数が得意なことが自信へとつながりました。成績が開示される1月の栄東中の算数で満点を取れたことで、その後の受験にも弾みがつきました。
今までぼくのことを支えてくれた先生方には、とてもお世話になり、「本当にありがとうございました」。みんなの合格を楽しみにしています。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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