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二刀流への挑戦 ~一般と帰国~
S.Iくん
ぼくは帰国生だったのでサピックスとともに英語塾にも通い、最難関の帰国生入試対策も1月末まで続けました。
1月8日、聖光学院中の帰国生入試がありました。英語と算数で受験しました。英語では手応えを感じ、算数も過去問や土曜志望校別特訓で鍛え上げられていたため、自信を持って解くことができました。翌日、合格をもらえたときは、本当にうれしかったです。
1月27日、第一志望校の渋谷渋谷中の帰国生入試でした。この日のために、サピックスの家庭学習に加え、膨大な英語の宿題もこなして対策をしてきました。
今読んでいるあなたは、ぼくの合格校に渋渋がないことに気がついたと思います。渋渋は不合格でした。結果を知った直後は、あんなに努力してきたはずなのに…という悔しさでいっぱいでした。落胆しながらも、緊張がなくなり落ち着くことができました。そこから頭のなかを4教科に一気に切り替え、開成中と筑波大附駒場中に臨みました。聖光の合格があったのと、サピックスのいつもの競争仲間が近くにいなかったのもあり、焦りや緊張がなく、今までにないほど集中して受けることができました。その結果、両方とも合格できました。併願校の志望順位は明確に決めていなかったので、合格校すべてを再検討し、ぼくは取り出し英語授業のある聖光を選びました。
この体験を通して得られた教訓を皆さんに伝えたいと思います。
●行きたいと思う学校であっても、不合格になることがあるかもしれません。そのときは、自分がその学校に合わない人であっただけと、受け入れることが大切です。合格できた学校は必ず皆さんに合う学校です。
●試験の合否は、それまでの努力と試験に臨むときの気持ちで決まります。ぼくはそわそわし過ぎたため、渋渋は不合格だったと思っています。試験に臨むときは落ち着き、冷静になりましょう。そうすれば手応えも感じられると思います。
ぼくは、二刀流を続けられたことを誇りに思っています。皆さんも悔いのないようにがんばってください。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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