２月３日午後２時。浅野中の試験が終わり、ご飯を食べているとき、第一志望校であった栄光学園中の合格発表があり、サイトを開いたところ「不合格」の文字があり、絶望しました。浅野の手応えも悪く絶望するなか、栄光学園に落ちたらサピックスの校舎で作戦会議をすると事前に言われていたので、校舎に向かいました。教室に入るとまず、いつもお世話になっていた国語の先生に聖光学院中の問題の解き方を教えてもらい、そしていつも受験の相談をしていた室長の先生に「メンタルでは負けるな」と励ましてもらって、１人の時間も作ってもらったことで気持ちを切り替えられました。当日は不安な気持ちをなくしてリラックスして、「みんな、つらい思いで受けに来る」という先生のことばを思い出し、自信を持って試験に臨みました。試験が終わった後、算数の手応えは良くなかったですが、今まで出し切れていなかったものを出せた感じがしました。２月５日、合格発表のある９時になっても両親から呼ばれなかったので落ちたと思っていたそのとき、父親に聖光に受かったことを告げられ、とても驚きました。まさかと思いながら合格発表のサイトを開いたら、「合格おめでとうございます」と書かれていたので、確信を持ちました。聖光学院にも行って、自分の番号と一緒に記念撮影をしました。
　ここで、君たちにアドバイスがあります。

①第一志望の学校に感情移入し過ぎない。

②自分がいちばん成長できる学校に受かるので、緊張し過ぎない。

③メンタルでは負けない。

　今まで数え切れないほどの努力をしたならば、あとはこの三つができれば合格できると思います。大変ですが、人生の糧となるので、がんばってください。