受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 聖光学院中学校

一寸先は合格

R.Kくん

 ぼくがサピックスに入室したのは、5年生の夏期講習からです。最初は真ん中くらいのコースでした。その当時は理科と社会、特に地理の知識がほとんどなかったため、とにかく「コアプラス」で知識を補充しました。
 6年生の9月からは過去問を解き始めるため、第一志望校を決める必要がありました。しかし、聖光学院中と栄光学園中のどちらにするか決め切れず、結局、両校の過去問を10年分解くことになり、とても大変でした。過去問は、当初はなかなか点数が取れず、合格者平均点や合格者最低点はおろか、受験者平均点も下回ることばかりでしたが、SS特訓での勉強の成果が出てきて、だんだんと点数が上がってきました。ぼくは長い記述が苦手だったので、過去問の長い記述は解答を写して、どのように文章を作るのかを学びました。
 11月のマンスリーテストでクラス落ちをしたときは、母の気持ちが不安定になり、「これではどこにも受からない!」と叫んでいましたが、そんな母とは対照的にぼくは能天気だったので、一晩寝たら不安を忘れられました。
 1月の中旬には、なんとインフルエンザに感染してしまい、塾に行くことができませんでしたが、オンラインでの授業解説があったので助かりました。
 受験前日の夜、いつもなら2分程度で眠りにつくぼくも、緊張感でよく寝られませんでした。テスト後は、その教科のミスを発見しないように、試験監督の先生が解答用紙を回収するまで目をつぶっていました。これ、お勧めです! 2月4日の聖光学院では理科が難しかったのですが、自分を鼓舞して最後まで集中力を保ちました。結果は合格! 日がたつごとに、うれしさがじわじわと込み上げてきました。
 先生方、気が乗らないときも、いざ始まると夢中になれるような、おもしろい授業をしてくださり、ありがとうございました。受験生の皆さん、苦しいときでも最後まであきらめず、合格を勝ち取ってください。聖光学院で待っています。Yes, we can!

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