２月３日午後１時ごろ、海城中の入試が終わり、本命である聖光学院中の合格発表を見ようとする。合格発表サイトに入力するが、パスワードを間違えてしまい、焦る。母に入力してもらい、緊張しながらボタンを押す。
　「合格おめでとうございます」
　自分が受かったことに驚くとともに、今までにない喜びを覚えた。
　合格の喜びの代わりに、聖光志望の方に勉強のこつを伝える。
〈国語〉
　聖光の国語は時間がない。そのため、・は５分くらいで解き、に30分残すことを目標にするとよい（見直しができる）。ぼくは最難関プリントを使って慣れた。
〈算数〉
　だいたい大問五つ。そのなかでも速さ、平面図形、立体図形を夏の終わりまでにできるようにすることをお勧めする（スピードも大切）。
〈理科〉
　応用問題が出やすいが、基本的な知識があれば解くことができる。そのため、「ポイントチェック」や「コアプラス」を使うとよい。少しマニアックな知識も出るが、先生の話をよく聞き、本などを読んでおけば大丈夫だと思う。
〈社会〉
　理科と同様に、基本的な知識が大切になる。社会は「知識の総完成」をすべて復習するとよい。横浜の地理は、「神奈川のトリセツ」という本を読むことをお勧めする。
〈入試本番〉
　時間配分は最重要！ 聖光の入試は○時△分開始というわけではなく、チャイムが鳴ったら開始なので、始めと終わりの時間をメモしたほうがよい。名前は試験前に書かせてくれる。難しい問題は後回し。答え合わせはしない。あとは集中して臨むだけ！
　祈・合格。