ぼくは、受験に大切な四つのことを皆さんに伝えたいと思います。
　一つ目は、ＳＳ特訓の復習は何度もやること。
　ぼくは、聖光学院中の過去問を始めた９月から10月は得意な算数で、合格者平均点とは程遠い点数しか取れませんでした（いちばん悪かったときは20点台を出し、さすがに焦りました）。しかし、ＳＳ特訓の志望校対策プリントを繰り返し解いているうちに、合格者平均点を上回るようになり、自信がついていきました。
　二つ目は、国語の復習はしっかり先生に添削してもらうこと（記述の多い学校をめざす人は、特に意識しましょう）。
　４年生のとき、国語の偏差値はだいたい60台をキープしていましたが、５年生、６年生と進むにつれて下がっていき、悪いときは40台を出しました。しかし、ＳＳ特訓のプリントの直し、過去問の直し、模試の直しを先生に見てもらうようになってから、少しずつ安定して点数を取れるようになりました（終わってから数えると、先生に全部で51回も提出していました）。
　三つ目は、適度に休憩をとること。
　ぼくは、長い時間勉強を続けられないため、途中で好きなマンガを読んだり、気分転換をしたりして、めりはりをつけて勉強を進めていきました。
　四つ目は、受験が近づいて緊張しているときには、「受験が終われば、たくさん遊べるのだ」ということを考えて、リラックスすること。
　ぼくは、１月31日の夜に受験が終わって何をして遊ぶかを考えていたら、興奮して寝られなくなってしまいました（笑）。受験後の楽しい生活を考えることは、試験会場に入ってからでもお勧めです。
　これから受験に臨む皆さん、この四つのことを意識して、がんばってください！
　最後に、今までサポートしてくれた家族、先生方、本当にありがとうございました。