受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 筑波大学附属駒場中学校

学ぶことの楽しさ

S.Yくん

 ぼくは3年生の10月にサピックスに入りました。最初のころはろくに家庭学習もしていなくて、周りがきちんと提出しているのを見たり、先生からも注意されたりして、ようやく家庭学習をやり始めたことを今でも覚えています。
 6年生に入ると土曜志望校別特訓が、夏休み明けにはSS特訓が始まり、塾で過ごす時間がさらに長くなりましたが、おもしろい友だちもたくさんできて、塾に行くことがどんどん楽しくなっていきました。ぼくの結果には、こうした友だちからの刺激も大きく影響していると思います。
 迎えた2月1日、ぼくは算数の問題で条件を読み違え、そのことに休憩中に気がついてしまいました。その瞬間は少し落ち込みましたが、「ここからだ」とかえって冷静にもなれたので、残りの科目や2月2日以降の試験には落ち着いて取り組むことができました。
 筑波大附駒場中については、実は模試では合格水準に届いたことがなかったのですが、先生方から授業で教わったことや、模試や過去問から学んできたことを出し切ろうと試験に臨みました。

算数は、前の設問とのつながりや関連性を考えて解く。

国語は、筆者の伝えたいことを読み取り、そこから考え、出題者が求めていることにきちんと答える。

理科は、物理分野で単純な計算間違いをしないように気をつける。

社会は、問題文のなかにヒントがあることも。だから、知識がなくてもあきらめない。

 これらがすべてではないのですが、ふだんの勉強のときから意識していた心構えで本番の問題に向き合った結果、ミスをすることなく試験を終え、合格することができたと思っています。
 最後に、家族や友だち、サピックスの先生方、スタッフの方々、警備員の方々にお礼をお伝えしたいと思います。皆さんの支えがあったからこそ、ぼくは学ぶことが楽しいと思えるようになり、目標を達成できたと思っています。本当にありがとうございました。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2023年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ