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最新中学入試情報
進学校 ▶ 筑波大学附属駒場中学校
九十九折りの道
K.Yくん
2月5日の筑波大附駒場中の合格発表で、ぼくは自分の受験番号を見つけた。その瞬間は純粋な喜びに包まれ、その後は「もう受かったから、いろいろ心配しなくてもいいのだ」ということを実感し、安堵した。
受験生活には心配がつきものだが、ここではぼくが心配したり、苦労したりしたことを書く。
まずは、各教科の苦手分野だ。算数は特にこれという苦手分野はなかったが、時間配分に苦しんだ。国語は読解の根本に苦手意識を持っていたし、理科は生物分野が定着させられなかった。そして社会は、公民にとっつきにくいものを感じていた。これらは問題を解き直したり、繰り返しテキストを読んだりしたことで、解消できた。
次に、受験校について悩んだ。具体的に言うと灘中のことである。ぼくは初めから受験するつもりだったが、両親は感染症などのことを心配したため、灘を受験するかどうか迷いがあった。これは先生方の励ましが決め手となって、「行く」と決断できたので、思い悩むことがなくなった。
さらに、模試の成績にも頭を悩ませた。筑駒の学校別サピックスオープンでは2回とも合格可能性50%を切り、開成中などの併願校についても11月ごろに振るわなくなった。だが、ここでも先生方の励ましによって前向きになることができた。先生方に感謝したいと思う。
最後に、受験生活を振り返って、自分の合格につながったと思うことを書く。
●欲張りすぎず、できるところを取る(算数)。
●記述は長さより質を意識する(国語)。
●知識は自分なりの印象に残る方法で定着させる(理科・社会)。
努力を積み重ねてきたことに誇りを持ち、勇敢に試験に臨みつつも、欲張らずに、得点できるところで得点していこう。
では、受験生の皆さん、祈★合格!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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