受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 広尾学園中学校

スランプを乗り越え、手にした合格

S.Gさん

 2月2日午前の試験の後、1日午前に受験した広尾学園中(第1回)が不合格だったと母から聞きました。とてもショックで、この後、本当に合格することができるのか不安になりました。絶望的な気持ちのまま午後入試を迎えようとしていた14時半。1日午後に受験した広尾学園中(第2回)の合格発表がありました。試験直前だったけれど、どうしても気になったので、不合格も覚悟して結果を見ることにしました。母のスマートフォンで受験番号を探すと…私の受験番号がありました! 第一志望のインターナショナルSGではなく、本科での合格でしたが、とてもうれしかったです。4月からあこがれの広尾学園に通えると思うと、喜びでいっぱいになりました。
 6年生の7月後半から10月にかけて、私はスランプに陥りました。10月のマンスリー実力テストではコースを大きく落とし、「このままでは合格できないのでは」と危機感を抱きました。そこで、休憩時間を見直し、ピアノのレッスンを2か月お休みし、隙間時間を利用して基礎固めをしました。その結果、少しずつ成績が上がり、最後の合格力判定サピックスオープンでは、納得のいく結果を出すことができ、受験に向けて自信になりました。また、受験当日は電車の中で大好きなK―POPを聴いて、緊張せずに受験校まで行くことができました。
 これから受験する方々へ、私が直前期にやっていたことを紹介します。

理科と社会の「コアプラス」を何度も繰り返しやる。

社会は、データバンクと入試直前重要テーマのプリントを何度も見る。

苦手な理科の計算問題を毎日数題解く。

理科と社会の勉強に疲れたら、国語の「言葉ナビ」や「漢字の要」をやる。

わからない問題は質問教室で教えてもらう。

 受験生の皆さん、最後まで自分を信じて、自信を持って試験に臨んでください。祈☆合格!

 前の体験記 | 共学校目次に戻る | 次の体験記 

2023年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ