私がサピックスに入室したのは新５年生の２月。しかし、当初はハイスピードな授業についていくのに精いっぱいで、最低限の家庭学習もままならず、特に苦手な算数と理科においては、なんと偏差値30を記録したこともありました。
　そこで、６年生の夏期講習ではとにかく苦手を克服することを目標に、それまで放置していた単元の問題を片っ端から復習しました。
　また、後期からはＳＳ特訓での同志たちとの切磋琢磨によって自信がつきました。そのなかでも、わからないところは理解できるまで質問教室に行き、教科別に見直しノートを作って、徹底的に潰すことを心がけました。その結果、ミスが減って、直前期にはあこがれの女子学院中にも「十分合格できる」という太鼓判を先生から頂き、自信を持って入試本番を迎えられました。本番はあまり緊張しなかったのですが、合格を知ったときは今までの努力が実ったと感じ、喜びが爆発しました。
　そんな私から受験生の皆さんへアドバイスです。

①早い段階で学習習慣・基礎を固める！（結局は、継続したがんばりが最強です）

②苦手な単元は質問教室に通い詰めて克服！

③ＳＳ特訓は必ず受ける！

④睡眠・息抜きはしっかり！（私は好きな音楽を聴きながら過去問を解いていました）

⑤本番は平常心で、時間が足りなくても焦りは禁物！

⑥緊張はがんばりの証し。自分とサピックスを信じ、目の前の問題にのみ集中しよう！

　最後に、私の意思を何より尊重して裏から支えてくれた母、毎日大好きなフライドポテトを買って応援してくれた父、どんなに成績が落ち込んでも励ましてくださり、私を合格という最高の舞台まで導いてくださった先生方、受付や警備の皆さま、今まで本当にありがとうございました！ あと５年は通いたかったです。