私が中学受験に向けた学習を始めたのは、４年生からです。理由は、サピックスに入り、楽しかったからです。しかし、５年生後期から成績が落ち、家庭学習も回らず、先生にも叱られ、一時はサピックスをやめようとも考えました。しかし、今は「がんばって続けていてよかった」と思っています。なぜなら私は合格したのです。しかも、第一志望に。
　試験の日、第一志望の学校の算数を解いている途中、全然できずに焦りました。涙も出てきました。しかし、先生の「うちの生徒がわからない問題は、ほかの受験生もわからない」ということばを思い出し、心が落ち着きました。でも、やはり合格発表の日はすごく緊張しました。
　合格発表の日、私は両親とレストランに行っていました。合格したとわかったとき、私はまずあぜんとし、次にうれしくなって踊り出してしまい、「やったー」と叫びました。レストランで食べたピザがすごくおいしく感じました。
　次に、アドバイスです。次の受験生の皆さん、必死でがんばってください。たとえ成績が下がったとしても、絶対にあきらめないでください。努力は報われます。みんな努力している人のなかで、「自分がいちばん努力している」と胸を張って言えるほど、がんばってください。