①「基礎力トレーニング」を、やり直しを含めて毎日しっかりと。

②解説を見るだけでなく、次に出たときにすぐに解けるように。

③不安な問題や間違えてやり直した問題を、日がたってからもう一度。

④一日の目標を決める。

　この４点は、私がこれまでにやってきたことです。特に①と②はしっかりやるべきです。基礎ができなければ応用もできません。②もできなければ、力になりません。
　私は、社会が大の苦手。算数と理科は得意です。算数と理科は、計算や「～だから～だ」と考えるのが楽しく、「勉強した！」と感じます。反対に社会は、頭に入らず、いつも後回しにしていました。その結果、テストで一目瞭然。社会が足を引っ張っていました。そのことが悔しく、社会の基礎を固めるようにしたため、点数が良くなっていきました。
　国語は、たくさんの演習と授業をしっかり聞いて理解することで、点数が安定して取れるようになりました。
　③は、できるようになったかの確認で、復習をして力をつけることができました。④は、一日に自分が、どれだけ進むことができたかを確認できるため、達成しようとがんばることができました。また、どの教科でも時間を決めて勉強すれば、集中して取り組むことができます。
　ＧＳ特訓・ＳＳ特訓・正月特訓は、朝から夜までと、とても長い時間サピックスで勉強することになります。初めはわくわくしていた私でしたが、だんだんつらくなっていきました。それでも少しずつ慣れていき、体力がついていきました。おかげで、本番で全力が出せました。
　受験生の皆さん、あきらめずに、少しずつでも前に進むことが大切です。最後までがんばってください。千里の道も一歩から！