受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2023年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 慶應義塾湘南藤沢中等部

必ず道は開ける

K.Sくん

 ぼくの2月1日、つまり慶應普通部の試験の出来は絶望的でした。なぜなら、問題の形式が少しずつ変わっていたうえ、問題が単純に難しかったからです。だが、本番はそんなことであきらめるわけにはいかないので、気合で乗り切りました。2月2日のテスト自体の出来は良かったものの、帰ってからは夜の合格発表が恐怖でしかなく、とてもつらかったです。そして家族で現地に行き、合格発表の掲示板を見ました。「あった!」という父の声で肩の力が抜け、うれしさで胸がいっぱいになりました。だが、悲しいことにぼくは目が悪く、最後まで自分の番号を見ることができませんでした。皆さんは受験番号を見られるように、目を大事にしましょう(今はインターネットでの発表も多いようですが…)。
 皆さんはきっと、合格のために日々の勉強をがんばっていると思います。そこで、皆さんが合格を勝ち取るための手助けを少しでもしたいと思い、ぼくが受験で気をつけたり、やってみたりしたことを紹介します。

①これは勉強全般にいえることですが、塾のある日もない日も計画を立てることが重要です。特に塾のない日は少しだらけやすい人もいると思うので、計画を立てて目標を確立させ、やる気を出しましょう。

②「基礎力トレーニング」「コアプラス」はスーパー重要です。これはほかの先輩や先生などいろいろな人から言われていると思いますが、完璧にすれば、本当にすらすらと問題が解けます。

③まだ始まっていないでしょうが、SS特訓や過去問など自分の志望校の出題傾向に慣れるためのものは、繰り返しやるべきだと思います。

 最後に、ここまで書いたことは、あくまでもぼくが良いと思ったやり方です。人それぞれに相性の良いやり方はありますが、合格にいちばん必要なのは「その学校が好き」という気持ちです。それを強く持ち、ひたすら努力して、あがき続ければ、必ず道が開けるはずです。
 最後に、今まで支えてくださった先生方や家族、本当にありがとうございました。

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