ぼくがサピックスに入室したのは、３年生のときでした。ぼくが入室するとき、１回目の入室テストには落ちてしまいました。しかし、あきらめずに次のテストまでに計算や漢字などを重点的に復習しました。そして、２回目のテストに臨みました。合格できるか不安でしたが、無事に入室できました。
　サピックスの初めての授業では、みんな優しくしてくれ、わからないことがあっても教えてくれました。おかげで、サピックスの授業にも慣れてきました。
　しかし、ぼくには一つ問題がありました。どの授業も楽しかったのですが、家庭学習になると気が進まず、あまり勉強に対する意欲が湧いてこなかったのです。それはなぜかと考えたところ、授業では解説の時間が途中にあるので集中力が続くが、家庭学習では本番のテストのように一気に問題を解かなければならず、集中できる時間が短いぼくにとっては苦手な勉強方法だったからです。入試本番では家庭学習のようにテスト形式なので、集中力が途切れないか不安でした。
　その後、夏期講習が始まり、毎日とても大変でしたが、その効果もあって、夏期講習後のマンスリー確認テストでは、偏差値がふだんよりも格段に上がりました。
　６年生では土曜志望校別特訓ややＳＳ特訓も始まり、それまでよりも勉強する時間が長くなりました。志望校に向けた本格的な問題を多く解くようになり、力もついてきました。
　サピックスの先生方やスタッフの皆さんのおかげで、目標の学校に無事合格することができました。
　最後に、皆さんに伝えたいことがあります。皆さん、自分を「信じて」ください。応援しています。