私は４年生のときに入室しました。４年生のときは１～３年生のときにしていた勉強が生かされ、勉強しなくても良い成績が取れて常に上位クラスにいました。私は勉強をしなくても良い成績が取れるから大丈夫だと思ったのと、４年生のころから学校で支給されていたタブレットに夢中になったのが原因で、全然勉強しなくなり、クラスがどんどん落ちていきました。
　５年生の後期。社会で新たに歴史が始まりました。初めは歴史に興味を持っていたので意欲的に取り組んでいたのですが、次第に難しくなっていき、歴史も真剣に取り組まなくなり、どんどんクラスが落ちていきました。
　しかし、６年生の夏期講習に入って焦りを感じた私は、わからないところを洗い出しながら毎日10時間以上勉強しました。ところが、夏休み後に勉強の成果がなかなか出ず、クラスは少ししか上がりませんでした。それでも、私はいろいろな学校の過去問を解いてはしっかり直しをして、その学校の対策をしっかりとしました。過去問を９月から本番直前まで、なんと１１５回も解きました。
　そして本番当日。想像よりもすごく緊張しました。でも、今まで一生懸命この学校に向けて対策をしてきたから大丈夫だと自分を信じて試験に臨みました。そして結果は、×が一つもないという良い結果で終えることができました。
　私がいろいろな学校に受かったのは、過去問のおかげだと思い、とても満足しています。でも、もっと前からしっかり勉強していればよかったという後悔もあります。だから、これから受験に臨む皆さんは私のような後悔をしないように、今からがんばってください。