「もうだめかもしれない…」。私は女子学院中の入試へ向かう電車の中で号泣してしまいました。「帰りならわかるけど、なぜ行きに？」と思ったそこのあなた。そのとき私は耐えられないほどの吐き気に襲われていたのです。
　その後、なんとか持ち直して無事に合格を勝ち取ることができましたが、来年、私のような犠牲者（？）を出さないためにも、その原因と対策をお伝えします。
《原因》

●真冬の電車の中は暖房がガンガンにかかっていて、外の凍えるような寒さから電車内の高温という激しい寒暖差により、体調が急変してしまった。

《対策》

●事前にシミュレーションをしておこう！

　受験が近づいた冬になったら、本番当日と同じ時間に同じ電車に乗ってみましょう。試験会場までの道のりで起きそうなトラブルを事前に把握することができると思います。私のような経験はしないでください！

●上着を脱ごう！

　たとえ電車移動が短時間であっても、外を歩く格好のままで電車に乗ると、サウナ状態の車内にやられます。面倒くさがらずに上着を脱ぎましょう。

●楽な姿勢で休もう！

　立っていたらとりあえずしゃがみましょう。無理して立っているよりは落ち着きますし、その姿を見た優しい方が席を譲ってくれるかもしれません（私も幸運なことに席を譲ってもらい、日本も捨てたもんじゃないなと思いました）。
　これらの対策が効かないこともあると思います。でも、どんなトラブルが起きても絶対にあきらめず、落ち着いて、力を出し切れば大丈夫です！あきらめたらそこで試合終了ですよ！ 後輩の皆さん、がんばってください！ サクラサク！