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中学受験なんてやめてやる
T.Kさん
「中学受験なんてやめてやる」
何度、心のなかで思ったことか。おもしろい先生と心強い友だちがいなかったら、今、受験体験記なんて書いていなかっただろう。
私は勉強があまり好きではなく、できることならずっと遊んでいたいと思うタイプだった。その半面、「テストでは良い点数を取りたい」と、都合の良いことを考えていた。サピックスのテストが近づいてもやる気が起きず、ぎりぎりまでだらけ、テストの直前になってやっと重い腰を持ち上げて勉強した。6年生の9月。SS特訓や過去問演習に時間が取られ、算数の復習がおざなりになった。過去問に取り組んでも思うように点数が取れず、勉強に対するやる気がなくなり、調子が狂った。それまでの付け焼き刃な学習法は、入試を意識した実戦演習で通用しなかったのだ。今思えば、6年生の秋がいちばん大変だった。学校が忙しく、思うように受験勉強もできなかった。歯がゆい気持ちのまま冬休みに突入した。入試まで時間がないことに焦るとともに、SS特訓で最前列に座りたいという思いが強くなった。これが起爆剤となり一心不乱に勉強した。苦手とする公民の暗記を地道に行い、算数の速さの問題などをひたすら解き続け、入試直前まで、起きている時間のほとんどを勉強に充てた。
2月1日、試験が終わった。全力を出し切ったものの自信のある科目がなかったため、不合格だと直感した。だからこそ、翌日に「合格」の2文字を目にしたときは跳び上がるほどうれしかった。
最後に、これまでの反省点をつづります。私は「コアプラス」をしっかりやらなかったこと、国語の直しを怠ったこと、「基礎力トレーニング」に本気で取り組まなかったこと、そして付け焼き刃な学習をしたことを後悔しています。なぜなら、そのツケが後になって必ず回ってきたからです。受験生の皆さん、受験が終わったら楽しい日々が待っています。最後まであきらめずにがんばってください。私の受験に関わってくれたすべての方々、ありがとうございました。
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