私は６年生の後期、どうしても成績が上がらず、第一志望校の合格ラインに届いていませんでした。そして、そのことに対して不安と若干のあきらめを感じていました。
　それでも私が合格できたきっかけとなったのは、自分なりに四つの目標を立てたことです。
　その一つ目は、「授業を最後まで真面目に聞くこと」。やはり、塾の先生方が話していたことが入試に出るので、これはいちばん重要だと思います。私は先生の話を聞くときは先生の目を見て、大切だと思ったことはすぐにメモするように心がけました。
　二つ目は、「家に帰ったら必ず、塾でやったものの見直しをすること」。見直しによって頭が整理できましたし、新しい発見をすることもありました。私は先生が授業で話していたことを再現し、ノートに書いていました。
　続いて三つ目は、「基礎を確実にすること」です。私は毎朝絶対に「基礎力トレーニング」と「コアプラス」をしました。このおかげで授業中に出される問題やテストで点数が取れるようになり、入試でも役に立ったのでやってよかったと思います。
　四つ目は、「志望校合格への意欲を常に忘れずに持ち続けること」。意欲を忘れると、勉強に集中できなくなります。また、中学の先生方は意欲を持つ人を学校に入れたがると思ったので、必死に勉強に励みました。
　この四つの目標を立てたことで、第一志望校の合格を勝ち取れました。何かに向かって全力で取り組みたいとき、目標を立てることは、自分を後押ししてくれる力になります。これから中学校生活を過ごしていくなかで、迷ったり困ったりしたときは自分で目標を立て、物事に前向きに取り組みたいです。