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進学校 ▶ 女子学院中学校
心の第一志望校
A.Mさん
私が4年弱の受験生活を終えて、いちばん大切だと思うのは、第一志望校を二つ持っておくことです。一つはいわゆる「あこがれの学校」で、自分の偏差値より上の学校。そしてもう一つは偏差値に少し余裕を持たせた、でも大好きな学校。どちらにも優劣が生まれないように心がけつつ、説明会などに積極的に行って、両方とも熱望校にしておくのが大切です。
なぜ二つあったほうがいいのかというと、成績が思うようにいかないときの心の支えになるからです。スランプに陥り、あこがれの学校に落ちるかもと不安になり過ぎ、努力が空回りしてしまうときに、余裕のあるもう一つの第一志望校があると、「この学校があるから大丈夫」と考えることができます。もちろん、紙に書く第一志望校はあこがれの学校のほうでいいのですが、心の第一志望校が二つあることで精神的に安定し、うまくいけば成績も上がります。時間があれば、もっと多くの学校を第一志望校に加えてもいいと思います。
また、秋は熱望校の文化祭に行き、「自分は絶対にここに受かるんだ」という意思をより強くすることをお勧めします。勉強ばかりだと気が滅入ります。長い夏期講習を終え、一息ついて、「あと数か月もこの生活が続くのか」と憂鬱になりがちな時期なので、多少はリフレッシュして、気分を変えないと、勉強の効率も下がってしまいますので。
最後に、受験日に持っていくものについてです。気分を切り替えて次の科目に臨むために、食べ慣れた、そこそこおなかにたまるお菓子を持っていくのがいいと思います。飲み物は、甘ったるい感じが口に残ると(人によるかもしれませんが)、不快になって集中できないので、絶対に水かお茶がいいです。
長いようで、終わってみれば意外と短い受験生活を、目いっぱい楽しんでください!
祈・合格! サクラ咲ケ!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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