２月２日午後２時。外からは友だちの元気な話し声が聞こえる。ログイン。桜が咲かない画面。私は第一志望の桜蔭中に落ちたのだ。頭が真っ白になり、ただ号泣することしかできなかった。私の偏差値は62以上だったうえに、サピックスオープンで合格可能性80％が出ることもあったため、とてもショックだった。
　翌日、渋谷渋谷中の合格発表を見た。「あれ、ない…」。絶望としか言いようがなかった。もう、何もしたくなくなった。たぶん、２日間で数年分の涙を流したと思う（笑）。しかし、電話をして先生に励まされ、落ち着くことができ、しばらくして５日に受験する洗足学園中の対策を始めた。３日と４日、最後まであきらめずに一生懸命がんばったからだろう。無事、洗足学園に合格できた。本当に安心して、また号泣してしまった。
　ここからは、今思うことや皆さんに伝えたいことを書こうと思う。
　長い間、桜蔭を第一志望校にしてがんばってきたが、よく考えると、ほかにもすばらしい学校はたくさんあることに気づけた。また、最後の最後まであきらめずに努力したのに落ちてしまったことは納得いかないが、精いっぱいがんばり、あきらめなかったので、まったく悔いはない。
～皆さんに伝えたいこと～
その壱　とにかく、どの教科も楽しんで！
その弐　（当たり前だが）先生の話をよく聞く！
その参　最後まで一生懸命がんばる！
　この三つを守れば、結果はどうであれ、「やり切った」と言える、悔いのない受験生活になるはずです。
　最後に、先生や両親、ずっと見守ってくださってありがとうございました。
　後輩の皆さんもがんばってください！
　サクラサケ！ 祈☆合格