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進学校 ▶ 吉祥女子中学校
あきらめない心
Y.Kさん
2月2日の吉祥女子中の受験の後、私は父に「どうだった?」と聞きました。女子学院中の結果は不合格。第一志望校であった女子学院中の不合格はとても悔しかったです。
4年生、5年生のときの私は、そんなにがんばらなくてもみんな第一志望校に受かるんだと信じていたので、まったく勉強を真面目にやっていませんでした。そのため、基礎が抜けているのがいちばん大変なことでした。
私の成績では、JGはもちろん、吉祥女子中もあやしいラインでした。母は、もっと安全な学校を薦めていましたが、結果がどうであれ、受けなければ絶対に後悔すると思い、「受ける」と言い張った私に、「栄東中に受かったら、2月は好きなところを受けてもいい」という約束をしてくれました。栄東のA日程では不合格になりました。初めて不合格を体験したことで火がつきました。そして、その後に受けた大宮開成中と栄東中では、合格を勝ち取ることができました。とてもうれしかったです。
私の最後のサピックスオープンの偏差値は46、吉祥女子中の2日とJGは両方とも合格可能性20%でした。それでも一生懸命勉強すれば、最後の最後まで力は伸びます。ほかの人の体験記を読んでいたときは、最後まで伸びるなんて本当だろうかと疑っていましたが、身をもって体験しました。1月は学校を休んで長い時間勉強していました。人によって違うと思いますが、私にはそれが合っていました。
そして迎えた2月2日20時半、吉祥女子中の合格発表。自分の番号を見つけたとき、フリーズしました。「あれ? 本当にこの番号だったっけ?」と受験票を確認し直しました。いまだに、本当かどうか心配です。
私の受験体験から言えることは、あきらめないことが合格への鍵だということです。模試の結果が悪くても、模試最後の日から受験当日までにいくらでも伸びます。自分を信じれば第一志望ではなくても入れてくれる学校はあります。皆さん、がんばってください。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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