私は無事、第一志望校に合格し、入試を終えることができました。私は６年生になり、範囲のないテストが多くなってからは、成績がまったく安定せず、最後のサピックスオープンでも偏差値は足りない状態で、過去問でも合格最低点をたびたび切るような状態で入試に臨みました。しかし、私は予想以上に良い結果で終わることができました。このような結果になった要因の一つとして、あまり緊張しなかったことが挙げられます。以下、私が入試の日に、あまり緊張しないためにやったことを紹介します。

①休み時間などの待ち時間は、入試が終わった後のことを考えました（私は入試が終わり、友だちと遊びに行くことばかり考えていました）。

②試験の前に周りの様子を見て、「絶対にこの人に勝つ」と思う人をできるだけたくさん見つけました（私はまったく知らない人たちを目標にして、「絶対に勝つ」と意気込み、必死に解きました）。

③夕食の間などに元気が出る音楽を聴きました（私は、寝る前、夕食、朝起きた直後などに聴いていました）。

④前日の先生の応援を思い出しました（私は寝る前にも先生の言っていたことを思い出しました）。

⑤廊下などで「簡単だった」と言っている人をたまに見かけますが、気にしないと決めていました（私は「この人は強がっているだけ」と心のなかでつぶやくことにしていました）。

　①から⑤までのことをした結果、本番では、過去問を解いているときを上回る集中力で問題を解くことができました。入試のとき、緊張に押しつぶされそうでも、自分なりの緊張解消法で乗り切ってください。
　最後に、楽しく授業を行い、質問に応じてくれた先生方、弁当を作ってくれたり、最後まで進学先などを考えてくれたりした両親、試験日に元気づけてくれた妹に、感謝しています。