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最新中学入試情報
進学校 ▶ 鷗友学園女子中学校
受験の始まりから終わりまで
R.Kさん
私が受験でいちばん印象深いのは、やはり入試直前から受験終了までです。
私は2月1日の午前に鷗友学園女子中の入試を受け、その午後に国学院久我山中を受けていました。鷗友は偏差値的にも手の届く学校でしたし、久我山にはSTクラスとCCクラスがあるのですが、STの合格可能性も80%を切ったことはありませんでした。そのため、私も両親も絶対に受かっていると思っていたのです。
久我山の合格発表は当日の深夜ですが、鷗友は翌日の昼だったので、2日の午前に私は吉祥女子中を受けに行きました。鷗友は不合格でした。まあ、算数でひねった問題ばかり出され、混乱したのでなんとなく予想はしていたのですが。それに加え、久我山も合格したことにはしたのですが、STではなく、CCの合格でした。これには心底からびっくりしました。それと同時にとてもショックで、昼ご飯を食べてサピックスの先生に不合格の連絡をした後、一人で少し泣いてしまいました。そして仮眠をとってから、サピックスの先生に言われたとおり、早帰りしてきた母と一緒に鷗友の過去問を総復習しました。そうして私は2月2日を終えました。ちなみに、吉祥女子も不合格でした。
翌朝は2月3日。鷗友に受かることができる最後のチャンスの日です。「絶対に合格する」と太鼓判を押されていた1回目に落ちていたので、さすがに緊張しました。でも昨夜両親に言われた、「受験に受かるかどうかより、いかに受験の神様に自分の努力の結果を認めさせるかを考えなさい」ということばを思い出して、やる気を奮い立たせました。試験と試験の間の休み時間にも、このことばを思い出して自信を保たせていました。そのおかげか、算数で王道の問題が出たからなのかはわかりませんが、全力を出し切ることができ、すがすがしい気持ちで帰ってくることができました。午後の久我山のST入試第2回でもやり尽くすことができました。結果的に、久我山に続いて鷗友にも合格しました。
私はこの経験から、チャンスをものにするためにはあきらめないことが大切なんだなと思いました。皆さんもがんばってください。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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