こんにちは。サピックス小学部卒業生のR.Kです。これを読んだ皆さんが少しでも合格に近づけるようになれば幸いです。私は体験のなかでも当日のエピソードについて語ろうと思います。
　２月１日、まずは午前中に第二志望の鷗友学園女子中の入試に向かいました。そこで出た算数と理科の問題に大苦戦しました。なぜなら、過去問では解いたことのない内容の問題だったからです。次に、午後の晃華学園中の試験に行きました。ここでは国語の問題が解き切れませんでした。
　次の日は第一志望の豊島岡女子中に行きました。このときは解けたという自信がありました。
　その夜、晃華学園中は受かったものの、鷗友学園女子中と豊島岡女子中は不合格になったことを知り、悔しさと悲しさで大泣きしてしまい、一度はサピックスから来た電話に出ることを拒みました。しかし、いつも泣いているときに頭に浮かべる、「泣いていてもなんの進展もないから、泣くのをやめなさい」ということばを何度も自分に言い聞かせ、泣くのを必死にこらえて電話に出ました。そこで社会の先生に笑わせてもらい、心のなかで「次に受かればいいし、今度は絶対に受かる」と、強く思いました。その結果、自信を持って鷗友学園女子中と豊島岡女子中を再受験できました。残念ながら豊島岡女子中は不合格となってしまいましたが、鷗友学園女子中は２度目で合格することができました。
　これは自分の力を最後まで信じたことで出すことができた結果です。皆さんも、途中で悪い結果が出ても、最後まで自分の力を信じて、答案でそれを学校に証明してください。そうすれば、必ず合格することができると信じます。