２月１日第一志望受験日。算数・理科が難しく感じられ、不安ななかで迎えた２月２日。画面には「合格おめでとうございます」の文字。喜びが爆発…と書きたいところですが、私はあまり緊張することなく無事合格を頂いて、「すごいじゃん！」と言われてもうれしいという実感はなかなか湧いてきませんでした。それは、自分に自信があり、「合格できるんじゃないか」という思いがあったからではないか、今ではそう考えています。
　勉強中にYouTubeに逃げることもしばしば。そのせいで課題が終わらず、明日に持ち越す…。なんていう悪循環を繰り返していた私が、なぜ第一志望に合格できたのか。
〈その１〉先生の言うことに従う。
　私は夏期講習後にがくっとコースが下がり、とてもショックでしたが、先生の言うことに従って書き直し＆解き直しを徹底的にやったことで持ち直しました。また、受験体験記では一度成績が落ちるケースが多かったことを思い出し、親と「それが今来ただけ」と話して気持ちを切り替えました。
〈その２〉適度に休憩するべき。
　四六時中、机に向かっていると、集中が切れたときだらだらと休憩してしまいます。
〈その３〉ストレスを発散する。
　私のストレス発散法は主に三つ。一つ目、親がいないときに思いっ切り歌う。二つ目、甘いものを食べる。三つ目、思いっ切り泣く。
〈その４〉基礎大事！ ＳＳ特訓大事！
　「何事も基礎から」。これに尽きます。また、ＳＳ特訓のテキストを優先して、徹底的に書き直し＆解き直しをしました。
　先ほど「入試では、ほぼ緊張しなかった」と書きましたが、私は〝サピックス生としての誇り〟に守られていたように思います。あらためて、サピックスは偉大だと感じました。受験生の皆さん、サピックスなら大丈夫です。がんばれ！