私は桜蔭中対策として、面倒な問題の多い算数と、記述ばかりの国語の強化をめざしてがんばりました。
　国語の記述が特に苦手で、夏休み前の時点でも、自信を持って答えることができませんでした。夏休み前の保護者会動画で「夏休みの講習が始まるまでに解き方を身につけてください」と聞き、そこから解き方、書き方の強化に真剣に取り組みました。「有名中学入試問題集」の課題を提出するまとめ方で、夏期講習後も授業の復習を続けました。復習を続けていくなかで、正月特訓のころには時間内に記述を埋めていく速さも身についてきました。入試１週間前には、それまでのＳＳ特訓の国語のテキストの解き方すべてを再確認し、入試本番に臨みました。本番では、身につけた解き方・書き方を生かして解答することができました。提出した解き直しの過去問にていねいにコメントを書いて指導してくださった先生方に本当に感謝しています。
　桜蔭の算数は、とても面倒な問題が多いので、いつも時間が足りませんでした。12月に入ると、ＳＳ特訓のテキストを繰り返し解き、桜蔭の面倒な算数に慣れるようにしました。また、実戦を想定して過去問を解き、時間配分の仕方を練習しました。すると、正月特訓のころから、ようやく安定して得点できるようになりました。毎回のように頂いたアドバイスを何度も見返して試験に臨みました。本番では、「よく問題を読んで」というアドバイスを大事にしました。時間配分や私の弱点について、ずっとアドバイスしてくださった先生方のおかげで、試験でも解答欄はだいたい埋めることができました。
　桜蔭コースの中で、同じ中学をめざす仲間と共に切磋琢磨したことが大きな刺激となり、がんばって勉強を続けることができました。すべての授業はいつも楽しく、学ぶ楽しさを教わりました。先生、ありがとうござました。