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最新中学入試情報
進学校 ▶ 豊島岡女子学園中学校
キツかった国語とのたたかい(1年と数か月)
M.Yさん
「あった」と父が声を上げ、私はiPadを凝視した。
本当にあった。受かった。母と私は歓声を上げ、弟は少し表情をゆるめ、姉は「なんで1回で受かっちゃうのよ、私は3回目でやっと受かったのに…」とぼやく。こうして、私の受験は終わったのだった。
私は1年生からサピックスに通い始めた。低学年のうちはなんとなくやり過ごしていたが、4年生のころから算数でつまずいた。それからは算数中心の家庭学習を進めた。すると、算数の成績が安定する一方で、うまく時間を割けなかった国語の成績はどんどん下がっていった。
6年生の夏期講習のおかげか、知識問題は少し安定した。でも、過去問の文章読解は選択問題を半分以上外すうえに、記述はだいたいどちらかが白紙。要するに「だめだめ」だった。
そこで、質問教室を使い、じっくりと教えてもらった。しかし、出来・不出来の落差が激しく、いっこうに安定しない。そうこうするうちに冬休みになり、国語を伸ばす最後のチャンスと意気込んだ冬期講習も正月特訓も思ったような手応えのないまま終わってしまった。
そして1月になる。直前期の1か月間は、国語を中心にまんべんなく取り組んだ。本番での時間配分を確認し、参考書で文章の読み方を見直すなど、基本をしっかり固めたりもした。これがあってか、本番のシミュレーションとして解いた過去問は満足のいく出来だった。
とうとう2月2日。模試のようなつもりで受けた。選択問題でかなり迷い、心配だったが、無事に第一志望校の豊島岡女子中に受かっていた。
ここで、皆さんへのアドバイスです。
①全科目とも、基礎はしっかり固めてください。
②入試では集中して問題に取り組んでください。
③「自分は受かる!!」と信じてください。
これを守れば、きっと、あなたは第一志望校に合格できるはずです。
最後に、私を支えてくれた家族や先生方、ありがとうございました。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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