受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 豊島岡女子学園中学校

水泳大好き少女の文武両道受験記

M.Nさん

 「よっしゃー! 受かった~☆」
 豊島岡女子中の合格発表、6年間のサピックス生活が報われた瞬間。
 …と、かっこいいことを書きたいところですが、実際は合格者番号一覧を縦方向に読み、「ない…。終わった」と絶望していたら、母がなぜか喜びながら「横!」と言うので、今度は横方向に番号を読むと自分の受験番号を見つけられました。危うく合格を見逃すところだったというプチ事件、皆さんは気をつけてくださいね!
 そんな私は1年生から入室し、通い続けること6年間。気づくとサピックスが自分の一部になっていました。
 早くから通い始めたのはスポーツとの両立のため。毎日忙しいからこそ、少ない時間で勉強のペースをつかむためにサピックスを選びました。幼稚園から2年生までは、新体操週4回+水泳週2回。3年生からは水泳の選手クラス週4~5回+新体操週1回、毎月1~2回は競泳大会に出場するというハードな両立生活を6年生になるまで送りました。少ない勉強時間内にスポーツで養った集中力を発揮し、家庭教師の仕事をしている母に頼ることなく、自分自身で学習計画を立てて取り組むという勉強法をずっと貫いていました。
 それでも合格できたのは、「サピックスの授業、毎日の『基礎力トレーニング』と家庭学習だけはしっかりとやること」を徹底したからだと、強く感じています。新型コロナの流行で小学校が休校となった期間中に4年生の基礎・基本の勉強を怠り、成績が急降下したのですが、さすがに反省し、「基礎トレ」と家庭学習をしっかりやったところ、成績は元に戻りました。そんな経験から、基礎・基本は本当に大事だなと実感したためです。
 勉強より遊びたい思いがあふれている人もいるかもしれません。でも、終わったときの達成感は計り知れないほどです。だから、適度な休憩(私の場合、好きな有名人の出ているテレビを見ること)もしっかり取りながら、一度きりの中学受験生活を楽しんでください! 皆さんが「よっしゃー! 終わった~☆ やっと遊べる♪」と言えるように、祈っています。がんばれ!!

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