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最新中学入試情報
進学校 ▶ 豊島岡女子学園中学校
奇跡の合格 ~あきらめるな!!~
C.Nさん
2月2日午後7時、不安と緊張で震えながら合格発表を見ると、「あるよ!」。自分の番号がありました。でも、叱られないと勉強をしないような私が受かると思っておらず、信じられませんでした。
私は痛い目にあわないと、みずから取り組まないタイプでした。そのため、6年生でも成績は安定しませんでした。恥を忍んで言いますが、6年生最初のクラスを決める組分けテストでは、偏差値40台を記録。私はそれでも火がつかず、気がつけば夏直前。さすがに「まずい」と思った私は、夏期講習で算数の弱点をつぶしました。しかし、夏が明けてもまだ成績には反映されませんでした。さらに得意な国語がスランプに陥りました。そこでサピックスの国語の先生に相談すると、「本文と選択肢を照合させることが大切だ」と言われました。今思うと、とても重要だと思います。しかも、豊島岡女子中では国語の選択肢の一問のミスが命取りになります。
では、受験のときの体験について語ります。私は本命校を受ける前に3校を受験しましたが、そのうちの1校に不合格でした。その学校は偏差値50台後半でした。漢字でミスが数問あり、とても悔しかったです。そこで、私は「コアプラス」を書き出し、知識の総固めをしました。その書き出しは、本当は夏の終わりにやるのがお勧めです。2月1日は安全校を受けました。しかし、不合格。「私には豊島岡なんて無理だったんだ」と、初めて弱気になりました(2月1日校は2日の12時発表)。豊島岡の入試には影響しなかったものの、精神的につらかったです。
皆さんの笑顔が咲くように、アドバイスをすると、①先生とサピックスを使い倒す、②当たり前ですが、最後まであきらめない、ということです。どんなに偏差値が高くても落ちるときもあれば、低くても受かるときはあります。そのことを忘れずに、謙虚に誠実に、力を出し切ってください。そうすれば、悔いなく受験できるはずです。最後に、先生方ありがとうございました。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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