我が家の中学受験体験記
第一志望校の合格を勝ち取った娘の3年間の振り返りが、どなたかのお役に立てれば嬉しく思います。
①入室…おっとりした性格の娘が、成績順でコースや席を昇降させ競争心を掻き立てるサピックスでやって行けるのか心配でした。他塾の体験授業を受け、校舎別合格実績を比較した結果、折角受験勉強をするなら志望校に合格できる塾に行きたい、厳しくても頑張る、と覚悟を決め、娘の受験がスタートしました。
②家庭学習…好奇心をくすぐられ、自力でテキストを読み進め、親子で問題を出し合い、と、苦しいなかでも楽しく取り組みました。スパイラル学習と定着度をはかるテストは本当に理にかなっており「わかったつもり」が見事にはじかれ、効率的な復習に役立ちました。ただ、進度がはやく内容も難しいため、全てをやれなくてもよいという割り切りと、どこで線を引くか、の判断が必要でした。
③親のサポート…教材整理や週間スケジュール作成、心身の健康管理、送迎が中心でした。教材整理は、月次のテスト範囲毎に整理し、見たい時にいつでも見られるようにすることが肝要で、年間学習法を見ながら前に習った基礎を復習したりしていました。
④モチベーション…「上位コースの私語ってすごいんだよ! 考え方や覚え方をみんなで口にすることで覚えられるの! すごく楽しいの!」と目を輝かせ、コース落ちした時には「早く上位コースに戻りたい!」と必死で食らいつきました。5年生の後半から算数の成績が下がり、算数に注力すると理社が下がる、という長く辛い負のスパイラルに陥りましたが、諦めずに質問教室に通い、先生のご指導を得て、最後は上位コースに返り咲きました。
⑤志望校決定…サンデーショックで先が読めない中、志望校決定には悩まされました。人生の通過点に過ぎない中学受験は成功体験として終わらせたく、5年生までに幅広く文化祭や説明会を訪ね、志望校を一旦大きく広げてから、大波に飲み込まれないところに絞り込みました。
⑥ラストスパート…過去問を解くなかで、徐々に、取るべき問題と捨て問を取捨選択し、解けるものから解くといった合格最低点をクリアするコツを掴んでいきました。サピックスの総仕上げ用のプリントも大いに役立ちました。他塾の直前模試も受け、振り返りの講義を聞き、ライバルを具体的にイメージしました。
⑦受験本番…しっかり準備して臨んだ志望度の高い学校は合格を頂いたものの、より安全と思われた午後校は不合格となりました。これが2月校の最初の発表だったため、娘はひどく落胆します。即座に先生に電話し、校舎に伺い、先生の魔法ですっかり切り替え、慶應中等部の合格も頂くことが出来ました(2次は辞退)。
⑧最後に…辛い時、困った時に相談に乗って下さったサピックスの先生方、お導き、本当にありがとうございました。受験はゴールではなく新たな人生のスタート。娘には、得たものを糧に、これからもしっかりと歩んで行って欲しいです。