受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 豊島岡女子学園中学校

乾坤一擲

 いわゆる持ち偏差値で10以上足りていませんでしたが、第一志望の豊島岡女子学園に合格することができました。取り組みや感想を記載します。

1.上がらない偏差値

 算数が本当に苦手で、応用問題や発展問題ははじめから全て割愛しました。午前中に間違えた問題を午後にやったら、半分近くまた間違える、という感じです。親から見ると本人は一生懸命やっており、如何ともし難い、という感じでした。一方国語は得意で、家庭学習はほぼやりませんでしたが好成績を維持しました。やらなくても出来る国語、必死でやっても出来ない算数、これが個性というものでしょうか。また、家庭学習の時間のほとんどを算数に費やしたせいか、理社の偏差値は常に崩壊気味でした。

2.算数攻略

 豊島岡女子学園は算数の配点が比較的高かったため、苦手な算数と運命を共にする覚悟で徹底的に取り組みました。分野別補充プリント、今週の立体切断、SS特訓の志望校対策プリントなどを何度も繰り返し復習しました。結局、最後まで偏差値は上がりませんでした。ただ、最後の模試は12月上旬なので、ここからまだ2か月あります。まだまだ諦めず、算数、算数、算数…。「いままでの努力が実を結び、本番直前で算数の学力が急上昇しました!」と言いたいところですが、この時期の学力がどうなっていたのか本当のところはよくわかりません。なお、理社は当初の予定では1月になったら最後の猛追をかける予定でしたが、またもや算数に押され時間が取れず、本格的に理社の追い込みが始まったのは1月中旬以降でした。

3.併願校は苦戦続き

 1月及び2月1日午前の併願校は厳しい結果となりました。合格を期待していたので背筋に冷たいものが走りました。第一志望に集中すれば集中するほど、併願校の合格可能性は模試の判定以上に厳しくなるのかもしれません。

4.当日と結果

 子どもは大人以上に、当日のメンタル勝負、という側面があると思います。時間が遡りますが、文化祭や学校見学会の機会を利用し、事前に何度も本人を豊島岡女子学園に連れて行きました。本人が一生懸命やってきたことは知っていたので、どんな結果でも受け入れよう、という心境でしたが、奇跡的に合格することが出来ました。

5.2回目の奇跡

 実は姉がおり、今回我が家は2回目の中学受験でした。姉も数年前に、持ち偏差値が10以上足りていない状況から、豊島岡女子学園に合格し入学しています。本人が希望した学校であれば、偏差値がかなり足りない状況から入学しても、楽しく過ごせると思います。また、娘たちはサピックスが大好きで、サピックス以外の塾、個別塾、家庭教師は一切利用しませんでした。サピックスを信じて、最後まで頑張ってください。