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学校説明会レポート

学校説明会レポート

実践学園中学校

2026年10月3日(土)

独自の学習プログラムと体験を重視したSTEAM教育で社会に貢献するグローバル人材を育成

東京都中野区にある実践学園中学・高等学校は、1927年設立の東京堂教習所を起源とする男女共学の併設型中高一貫校です。2027年に建学100周年を迎えます。「学問の修得をとおして自己実現をめざし、人類・社会に役立つ人材づくりをする」という建学の精神の下、「豊かな人間味のある、真のグローバル人材」の育成をめざしています。人間性に富み、志が高く、道徳心と高い倫理観を備え、国際感覚に優れた人材を育てることを大切にしています。

この日のオンライン説明会では、アドミッション・総務部長の武井真琴先生が同校の教育理念について説明しました。「教育理念は、時代の変化とともに少しずつ変化していますが、豊かな人間性を備えた人材の育成と学習・進学目標の達成については、変わらず力を入れています」と説明。そして、「グローバル教育やリベラルアーツ教育を通して、正解のない現代社会の諸問題に対応できるグローバル人材を育てています」と話し、そのための三つの柱を紹介しました。

一つ目は、学習目標の達成を支える取り組みです。高校では独自の学習プログラム「J・スクール」を実施。予備校と契約するのではなく、講師と個別に契約し、学園独自のカリキュラムに基づいて、大学受験指導に長けた講師陣が進学講習を行います。また、「自主学習ノート」で家庭学習の習慣化や基礎知識の定着を図り、探究的な学びにつなげています。また、自主学習のための施設として、校舎から徒歩3分のところに「自由学習館」を設けています。

二つ目は、体験的な学びです。科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)を統合的に学ぶSTEAM教育や理科教育を通して、科学リテラシーや問題解決能力、非認知能力を養い、思考力を養います。中1では、紙とテープだけで強度の高い橋を作る「ペーパーブリッジチャレンジ」、中2では、紙とテープでうずらの卵を包む球体を作り、2mの高さから落としても割れないよう工夫する「エッグドロップチャレンジ」に挑戦。こうした体験を通して、物理的な原理を学ぶとともに、試行錯誤を重ねながら解決へと導く過程を身につけます。

三つ目は、グローバル教育です。同校では「グローバル」と「ローカル」の両面から学びます。まず、中1で浅草、中2で鎌倉、奈良・京都を訪れ、日本の文化や歴史に触れます。こうしたローカル教育を通じて、日本文化への理解を深め、海外に向けて発信する力を養います。中3では9月初めから2週間、全員がニュージーランド語学研修に参加します。そこでは1週間のホームステイも経験し、それまでの学びを振り返り、自分自身の課題を見つめ直すとともに、世界への視野を広げます。

2026年春の大学入試では、東京科学大学と東京外国語大学、東京都立大学にそれぞれ2名、東京学芸大学や横浜国立大学にもそれぞれ1名が合格しました。また、早慶上理には合計22名、GMARCHには合計72名が合格しています。

建学100周年を迎える節目となる2027年度より、高校募集において、少人数精鋭、定員20名の「東大難関プレミアコース」を設けるとのこと。現在の中3が1期生となり、中高一貫生も学力要件を満たせば高1から入ることができるそうです。

最後に、2027年度の中学入試について説明がありました。2月1日~3日までの間に教科入試と給費生選抜入試を、2月10日にはⅡ期入試が行われます。昨年度まで実施していたコミュニケーションデザイン入試はなくなり、2科(国算)か4科(国算社理)の基礎学力を測ることに重点を置く形となりました。武井先生は「本校に強い希望がある、または併願校として考えている方は、11月14日の入試問題説明会や12月20日の入試体験会にお越しください。ちょうど入試問題も作成している時期です。出題趣旨を踏まえて、本校の入試の特徴をお伝えできると思います」と話し、説明会は終わりました。

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