受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 灘中学校

苦労を乗り越えて

 自分が送ってきたこれまでの受験生活を一言で表すならば、「波乱万丈」そのものだと思う。

 灘、開成、筑駒、栄光という四つの学校を志していた。しかし、傾向が全く違うため、常識的に考えてみれば無謀な挑戦だったに違いない。

 自分は小3からサピックスに入り、小6夏まではある程度問題なく進んでいったと思う。しかし、小6秋になって大事件が起こる。国語が急降下したのだ。夏期志のとき解いた学校別のプリントでは、受験者平均ほどの点数水準だったが、9月から12月までに解いた同じ学校の過去問で、受験者平均に1回も届かなかった。このピンチをどう切り抜けたかというと、サピの先生に言われた「もっと簡単に考えるべき」という教えに従い、一つ一つの問題に対し「要するにどういうことか」を考えたことだ。これにより国語の点数を夏以上の点数に上げられた。

 算数でも、平常授業の超図形特訓に相当苦戦していた。得意科目ではあったものの、大体の平面図形と速さが苦手で、かなり苦労した記憶がある。

 まだまだ話せていないことも山ほどあるが、ここからは灘対策について触れていく。

 まず、1日目の算国理。コツはただ一つ。「できるところを確実に取る」だ。算数はひらめき、国語は知識、理科はスピードが求められる中、制限時間内に最大限得点を取ることが非常に重要である。算数のときに図形全バツで28点を取った自分のようにならないよう、ちゃんと苦手単元は復習すること。

 2日目のコツも単純。「とにかく解け」だ。どちらの教科もちゃんと考えればできるので、いかに速く正確にたくさん考えるかが勝負どころだ。また、逆転のチャンスもあり、実際算数81点で1日目の大失敗を取り返した。

 最後に、波乱万丈な受験生活でも、志望校には受かる。だから、頑張ってほしい。